レーシックについて学びながら、費用のカラクリを徹底解明します!主要5大クリニックの価格比較一覧表もご用意しました。

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レーシックを受けることは、あなたの健康に関わる重大な選択です。

よく分からない状態で、言われるがまま、勧められるがままに安易な選択をして、一生残る後悔を背負ってしまわないよう、事前にきちんとした情報を得て、しっかりと下準備をしてから手術に臨んで下さい。

決してレーシックに対して充分な理解がないままで、手術を受けようなどとは思わないで下さい。

※レーシックについて、すでに充分な知識をお持ちの方はこちら↓

レーシック費用比較一覧表
著名な5つのクリニックの価格を術式別に一覧できます。使用機械や、実施地域の一覧、交通費補助情報もあり。

はじめに

レーシックはとても高額な治療法です。
安全面、衛生面などに最大限気を配りながらも、できるだけ安く費用を抑えたいと思ってしまうのが心情です。

しかし、各の情報を集め、それぞれの価格を比較・検討したいと思っても、によって呼び名が違ったり、説明が複雑だったりするので、どれがどんな内容の治療法なのか…混乱してしまい、調べれば調べるほど訳が分からなくなってしまいます。

そもそも、なぜこんなにも各クリニックで独自の価格や術式(治療メニュー)が存在するのでしょうか?

レーシックは「自由診療」

レーシックの費用を考える上で、まず大前提で知っておいていただきたいことは、レーシックは「自由診療」という形態に属するということです。

治療費用は全額自己負担

「自由診療」とは、保険診療とは異なり、保険(国民健康保険、社会保険など)が適用されない診療のことです。そのため、治療費は全額患者さんの自己負担となります。

また自由診療は、厚生労働省による治療費や治療法に関する制限がないため、各クリニックで文字通り「自由」に設定することができます。各ごとに独自の価格や術式が存在するのはこの為です。

  保険診療 自由診療
対象 ・一般的な病気の治療
・美容整形 ・インプラント ・金歯 ・レーシック
・臓器移植 ・未認可の新薬 …等
保険適用 ×
治療費負担 一部負担 全額負担
価格 国により定められている 病院が自由に設定
治療内容 国により定められている 病院が自由に設定
メリット
  • どの病院でも同じ金額で同じ診療を受けられる。
  • 国に認可されていない最新の治療法も受けられる
  • 患者中心の医療を実践できる
  • 価格競争により、価格が安くなる。
  • より多くの顧客を得るためにサービス向上の努力をするようになる。
デメリット
  • 国が認可した治療法しか受けられない。
  • 医者がどれだけ誠をつくしても報酬が同じな為、努力をする甲斐がない。
  • 経済的負担が大きい
  • クリニックにより受けられるサービスの質にばらつきがある。
  • 安易な価格競争が質の低下を招く危険性がある。

【表1-1】保険診療と自由診療の違い

クリニックによって価格・治療内容・質にばらつきがある

どの病院に行っても同じ費用で一定の品質の治療を受けられる保険診療に対して、自由診療は価格・治療内容やその質まで、クリニックごとにばらつきがあります

徹底した衛生管理と最先端のレーシック技術を備えた非常に優れたが存在する一方で、ずさんな管理体制により深刻な医療事故を引き起こすようなが存在したりもします(「銀座眼科」による感染事故がまだ記憶に新しいことと思います)。

良いクリニックを見極める「眼」を持つことが大切

そのため、自由診療の医療行為を受ける際には、患者さんの側が事前に自分が必要としている治療法に関して、最低限必要な知識や危険性をきちんと認識し、自分に本当に合った術式やクリニックを見極める「眼」を持つことが非常に大切となってくるのです。

手術メニューの名称に惑わされない。 ~レーシックの費用を理解する最初のポイント~

同じ手術内容でも、クリニックによって名前が違う

レーシックについて、各が提供している情報を調べていくと、まずその治療メニューの種類の多さに驚かれると思います。以下の【表1-2】を見て下さい。

【表1-2】著名な4つのクリニックにおけるフェムトセカンドレーザーレーシック名称の違い

これは著名な4つのクリニックの治療メニューを抜粋して並べたものです。
一見するとたくさんの種類があるように見えますが、実はこれらはすべて「フェムトセカンドレーザーを使用してフラップを作成するレーシック」という同じ手術方式を採用した術式メニューです。(※手術方式に関する詳しい説明は後ほど)。

このように、同じ手術方式ひとつとっても、各によってさまざまな呼び名があり、どれが本当に自分が必要としている術式なのか、分からなくなってしまいます。

なぜこのように同じレーシックの術式なのに、によって名称が変わるのでしょうか?

派手な名前はただの「飾り」

率直に言いますと、これらの名称には特別な意味などありません

「プレミアム」「プラチナ」「最高級」などの装飾語をつけて高級感を出したり、「iFS」「EX500」「クリスタル」「アマリス」など使用機器の機種名をつけてなんとなく『スゴイ技術っぽい!』イメージを演出しているだけで、手術内容の本質とはあまり関係ないものがほとんどです。

【表1-3】著名な4つのクリニックにおけるフェムトセカンドレーザーレーシック名称の違い2
※ほとんどが装飾語と使用機械名で飾り立てられたものであることが分かる。

この中で、名称内のオレンジの部分[]の4つだけはレーシックの種類を理解する便宜上覚えておいていただきたいのですが、これらも使用する機械のメーカーが違うというだけで、手術内容が大きく変わるわけではありません。(※詳しくは後ほど)

名前や売り文句に惑わされず、各メニューの詳細な解説を読み解いていくと、ほとんどのクリニックで、ほぼ同じような機器を使った治療法が行われていることが分かります。

【表1-4】各クリニックのイントラレーシック比較表
※同じメーカーの同じ機械を使ったものでも、クリニックによって名称や価格はさまざま。

自由診療は、クリニック同士の競争を生む

先にも説明しましたが、レーシックは自由診療です。
価格や診療内容をクリニックごとに自由に設定できる自由診療は、価格競争や治療内容に関する競争も引き起こします
そんな中でより多くの顧客を獲得するために「ウチこそが最も優れている」「ウチこそが最先端だ」ということを必死でアピールしようとする気持ちが、こういった装飾的な名称をつけさせるのでしょう。

集客戦略としては正しいのかもしれませんが、こういった行動が患者さんを混乱させ、冷静な選択をさせることの妨げとなってしまっているのも事実です。

適切な価格で、本当に自分に適したレーシック診療を受けるためには、患者さんの側がうわべの要素に惑わされず、実際に行われる診療内容の本質を見極める必要があります。

レーシックの費用を理解する第一のポイントは、「手術メニューのネーミングに惑わされない」ということです。

では手術内容が同じなら、レーシックの費用の違いはどのようにして決まっているのでしょうか?
次の項では、レーシックの費用を決定づけている二大要素を解説します。

レーシック手術の大まかな流れ

レーシック費用の二大要素を解説する前に、まずは、レーシック手術の大まかな流れを知っておいてください。

【図1-5】レーシック手術の大まかな流れ
※実際のレーザーは眼に見えません。

上のようなレーシック手術を行うにあたり、以下の2つの機器が重要な役割を果たします。

  • フラップを作成するための機器(マイクロケラトーム、フェムトセカンドレーザー)
  • 角膜を削るためのレーザー機器(エキシマレーザー)

レーシックの費用は、この2つの機械の種類・メーカー・バージョン(製造年)の違いが大きく関わってくることになります。

特にフラップを作成するための機器に関しては、この違いによって術式の名称まで変化します、イントラレーシック、)ので、レーシック費用を考えるにあたって大変重要な要素です。

【表1-6】フラップ作成機器の違いによる術式名称の変化
※フェムトセカンドレーザーを使用したレーシックは、使用機器のメーカーが違うとメニューの呼び名も変わります。

また、上記の流れの前に「ウェイブスキャン」という機器を使って、一人一人違う角膜や眼球の歪みを正確に計測し、個々人の眼に合わせたカスタムメイドの手術を行う方式を「アイレーシック」と呼びます。

レーシック費用二大要素

レーシック費用の違いを見分ける大きなポイントは以下の2点に絞られます。

  • フラップを作成する方法の違い(手動操作 orコンピュータ制御)
  • 使用するレーザー機器のメーカーや性能の違い

またこれに加え、各クリニックのメニューによっては、以下のような要素で特別料金が付加される場合もあります

  • 保証期間の長さの違い
  • カスタムメイド(オーダーメイド)方式
  • 手術の精度を高めるオプションを加える など

以上のポイントをよく理解しておくと、受けたいレーシックのメニューを選択する際、その内容を見極めることがぐっと容易になってくると思います。

それでは次ページより、レーシック費用の二大要素をひとつひとつ解説していきましょう。

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